言葉と海馬のお悩み相談室
言葉
「皆さん、こんにちは~。
 新番組、言葉と海馬のお悩み相談室、始まりました。
 お悩み相談室副室長の桂言葉です。ヅラではありません。
 毎日暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。」

海馬
「ふぅん。そんなに暑くてたまらないなら、オレの視線で冷やしてくれる。」

言葉
「もう室長の視線はすごく冷やかですからね~。」

海馬
「それでも足りんのなら、ブルーアイズとオベリスクを並べてくれる。
 ワハハハハハ!」

言葉
「それはもう、死亡フラグですねぇ。
 確かに背筋が凍りつきそうな気がしますね。」

海馬
「前座はもういいだろう。さっさと相談者を呼ぶがいい!」

言葉
「はい。え~、ご紹介が遅れましたが、先ほどから偉そうにしているこの人は、
 お悩み相談室室長の海馬瀬人さんです。怒らせると怖いですよ~。
 趣味の欄にいつも粉砕☆玉砕☆大喝采って書いてますからね。」

海馬
「座右の銘は全速前進DA!」

言葉
「さて、それでは早速、相談者をご紹介したいと思います。
 どうぞ~。」


言葉
「え~、まずはお名前とご職業からお願いします。」

ミク
「は、はい。初音ミクです。ボーカロイドをやってます。」

言葉
「今日は、どういったご用件があっていらっしゃったのでしょうか。」

ミク
「はい。あの…私、先ほども言ったようにボーカロイドというれっきとしたロボットなんです。
 でも私…あるロボットに恋をしているんです。これはいけないことなのでしょうか…。」

言葉
「なるほど~。
 かいつまむと、『ロボットがロボットを好きになっちゃ悪いんかコルァ』ということですね。」

ミク
「そ、そんなに乱暴に言ってません!」

海馬
「オレにとって、ブルーアイズは忠実な僕だ。」

言葉
「こうおっしゃっている方もいらっしゃいますし、たいした悩みではないのではないでしょうか。」

ミク
「そんなに簡単に割り切れたら、こんなに悩んだりしないです…。」

海馬
「優柔不断なヤツめ。
 一晩じっくり考えてこい。」

ミク
「いや、ここお悩み相談室ですよね?」

言葉
「はい。最大限お悩みの相談をさせていただいていますが、
 最終的に解決するのは相談者の方次第ですから。」

ミク
「いや、確かにそうなんですけど…え?
 何かおかしくないですか?根本的に?」

海馬
「くどいぞ!こうして貴重な時間を割いてまで、悩みを聞いてやったのだ。
 それだけでもありがたいと思え!」

ミク
「なんでこんなに偉そうにしてるんですか…?」

言葉
「室長はこういう方なので仕方ありません。
 で、お悩みの方ですが…。」

ミク
「だから、『ロボットがロボットを好きになっちゃ悪いんかコルァ』って言ってるじゃないですか!」

言葉
「あ、今言った。」

ミク
「へ?……ひゃあああ!言ってません!
 『ロボットがロボットに恋をしたらいけないのでしょうか』って聞いたんです~!」

海馬
「ふぅん。随分と人間臭いロボットだ。」

ミク
「そんなにいじめてたのしいですか…?」

言葉
「誰もいじめてなんていません。大丈夫ですよ。
 ここはお悩み相談室ですから。」

ミク
「すみません、逆にお悩みが増えそうです。」

海馬
「そもそも、なぜロボットのくせにそんな感情を抱いた。
 キッカケは何だ?」

ミク
「キッカケですか?
 あの…はっきりと意識しだしたのは、ニコニコ市場を歩いていた時なんです…。」

海馬
「ふぅん。それで充分だ。
 ノロケ話を聞く気はない。」

ミク
「キッカケについて聞いたのはそっちじゃないですか~!」

言葉
「まぁまぁ、落ち着いてください。
 すみません。室長はそういうノロケ話があまり好きではないんです。
 …あら?室長、襟が少し乱れていますよ。」

海馬
「ん。」

言葉
「仕方ないですね。私が直してあげます。」

海馬
「うむ…。」

言葉
「もう…。
 室長は抜け目がないようで、どこか抜けていらっしゃるんですから…。」

海馬
「…フン(///)」

ミク
「…って、一番ノロケてるのはあなた達じゃないですか!」

言葉
「そうですか?」

海馬
「日常のことだ。」

ミク
「日常って、これ新番組ですよね?」

言葉
「はい。よろしくお願いします。」

ミク
「あ、はいこちらこそ。
 …いやいや!そうじゃなくって!
 失礼ですけど、あなた達はどういう関係なんですか?」

言葉
「副室長です。」

海馬
「室長だ。」

ミク
「…もういいです。」

海馬
「それで悩みは……。」

言葉
「なんでしたっけ?」

ミク
「だからっ!ロボットがロボットを好きになっちゃ悪いんかコルァ!」

言葉
「はい。だんだんキレて参りました。」

海馬
「そうこなくては面白みがないな。」

ミク
「いいかげんにしてください!
 一体、いつまでこんな噛み合わないキャッチボールをしないといけないんですか!」

言葉
「ええ、もちろん解決するまで親切丁寧に…。」

ミク
「さっきから全然親切じゃないじゃないですかー!」

海馬
「“じゃないじゃない”とうるさいぞ!
 次に“じゃない”と言ったらバーストストリームだ!」

ミク
「ひぇっ!
 なんで悩みを相談しに来たのに脅されなきゃならないの…?(´;ω;`)」

海馬
「さて、悩みはなんだ。」

ミク
「…はい。聞こえなかったようなのでもう一度言います。」

言葉
「どうぞ。」

ミク
「この空間から一刻も早く解放されたいです。」

言葉&海馬
「お出口はあちらです。」



言葉
「はい。どうやらちょうどお時間が迫ってきたようです。
 初音ミクさんのお悩みを解決できたところで、
 今週はここまでにしたいと思います。」

海馬
「いつでも悩みを持ってくるがいい!
 ワハハハハハ!」

言葉
「それではまた来週までごきげんよう。
 アハハハハハ!」



沢田マリオ
「はい、KOでーす。」

お覇王
「KOさせるのなら、覇王翔吼拳を使わざるを得ない!」

スパイダーマン
「カメラを撮る男、スパイダーマッ!」

ゴッドマン
「マリオが危ない!」

ピコ麻呂
「…やっぱり、こいつらに任せたのがまずかったかな…。」



終了
NK
http://nannkotsu.blog56.fc2.com/
2008年06月13日(金) 17時29分44秒 公開
■この作品の著作権はNKさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
シリアスだったり、和やかな桂馬コンビもいいけど、こういうボケボケな桂馬コンビもいかが?
落語のノリを意識してみたはずだったのですが、オーマイキーと見事に被っていたという…。
う~む、何か書くと人マネばかりか…。我ながらよくない傾向ですね。
マリオは完全に沢田マリオで統一することにしました。これでバカが4人に…。

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ちょwwwwww
最後の沢田マリオってwwwwwww
10 ケソジ ■2008-10-13 23:38:14 122.135.108.113
突っ込みどころ満載www
こういうのも面白楽しくていいですね!
またやって欲しいですw
30 サンフォ ■2008-06-13 21:18:34 124.86.81.150
カオスすぐるwww
言葉は明らかにキャラが崩壊しているとわかるのに、社長にはそれが感じられない・・・何故だ!!?
30 暮雨 ■2008-06-13 20:23:50 119.30.198.67
合計 70
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